TOEICテストパート得点アップ対策

ここではTOEICテストパート1(リスニング:写真描写問題)についての得点アップ対策を説明します。
 


「タクシー(taxi)」って意味知っていますか?

頭の中で「車のタクシー(taxi)」を考えられた方、taxiには普通のタクシーの意味もありますが、「(飛行機が滑走路を)走っている」ことも意味するんです。
TOEICは飛行場に関する問題が大好きなので、このtaxiも頻出単語のひとつです。とくにパート1でよく耳にします。

パート1を受けているつもりで、右の写真を見て下さい。次の説明文がながれてきます。

A) The plane is preparing to take off.
B) The plane is taxiing to the runway.
C) The taxi is waiting for the signal.

あなたはどの文が正解だと思いますか?
これ、正解はB)の The plane is taxiing to the runway. 「飛行機が滑走路を走っている」になります。

taxiの意味を知っていれば簡単な問題ですが、知らないとA)を選んでしまうような問題です。滑走路を走っている飛行機の写真がでれば、taxi って単語がある説明文が正解です。でも例題のC)みたいに「タクシーが信号待ちしている」なんて説明文もあるので注意しましょう。知ってれば非常に簡単な問題です。確実にGETしたいですね!

 


パート1では音声が流れる前に写真をよく見ることが重要です。

4つの説明文が読まれてから次の問題が読まれるまでに約5秒間ありますので、この間に写真をよく見ましょう。ポイントとしては、人物が写っていればその人物を、風景写真であれば中心となる対象をよくみておきます。
また看板などに文字が写っている場合はその文字がヒントになることがありますので要注意です。

 


時制のほとんどは現在進行形です。

パート1の人物の写真に対する説明文は現在進行形(~ing)が多いです。日本語にすると「彼はxxxxしているところである」という文章です。

この事を覚えておいて説明文をリスニングすれば意味の理解が少し楽になります。

 


リズムを守って解答しましょう。

パート1の4つの説明文が終了後に次の問題が読まれるまでの時間は約5秒です。この間に、次の3つの事を行うのです。
1.答えを決める
2.マークシートを塗る
3.次の写真を見る

解答がすぐに解れば容易に5秒間に行なえますが、解答を迷っていると次の問題が始まってしまいます。この場合、事前に写真を見ていないためリスニングに集中できずにまた解答に迷ってしまう事になりかねません。
このようにならない為に5秒間で行なう3つの作業を、リズムにのって実施しましょう。もしリズムが崩れてしまった場合次の1問はあきらめて、その次の問題から元のリズムに戻すような思い切りが必要です。


消去法ですぐに解答を決めましょう。

パート1の人物の写真では何をしている所なのかハッキリとわからない写真があります。このような場合に長い時間考えてしまう事になるのですが、TOEICでは他の説明文と比較して最も適切な答えを選ぶことになる場合が少なくありません。

ですから説明文を聞きながら「xxxxxだから違う」というように消去法で取り組めばすばやく解答を決める事ができます。そうすれば次の写真をよく見る時間を作り出せるのです。

 


複数・単数に注意しましょう。

パート1の写真には人物や物が複数写っている写真がよく出題されます。
その時は解答文の複数・単数にも充分注意しましょう。
例えば二人の男性が新聞を読んでいる写真で、「The man is reading a newspaper . 」
といった単数の解答文が流れる事があります。このような場合は間違いです。
man と men 、woman と women など「複数・単数」をしっかりと聞き取るようにしましょう。

 

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2021/1/21 更新

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